ITパスポート試験のレベル
ITパスポート試験は、国家資格となっている情報処理技術者試験の一つです。
情報処理技術者試験は、全部で12種類あり、4段階のレベルに分かれています。
その中で、ITパスポート試験は、最も簡単なレベル1に分類される唯一の試験です。
ちなみに、レベルによる分類は下記のとおりです。
レベル1 | ITパスポート試験 |
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レベル2 | 基本情報技術者試験 |
レベル3 | 応用情報技術者試験 |
レベル4 |
ITストラテジスト試験 |
ITパスポート試験の対象者、合格率
ITパスポート試験の受験対象者は、IT技術者に限りません。
- 業務でITを利用する人
- IT業界を目指している学生
- IT企業に勤める技術職以外の人
なども受験しています。
試験内容も技術的な問題だけではありません。
ストラテジ系と呼ばれる経営戦略や法律(著作権など)に関する問題や、
マネジメント系と呼ばれるシステム監査やプロジェクトマネジメントに関する問題も
出題されます。
会場による筆記試験形式で試験が行われていた23年秋季までの合計では
受験者数は、のべ約30万人(1回の試験あたり約5万人)
合格率は、53.0%
となっています。
試験概要
試験の概要は下記の通りとなります。
名称(略称) | ITパスポート試験(IP) |
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試験形式 | CBT(Computer Based Testing)形式により実施 ※情報処理技術者試験の中では、ITパスポート試験だけがCBT形式で行われている |
試験時期 | 随時(ホームページ上での申込時に会場と日時を選択できる) |
試験時間 | 165分(2時間45分) |
出題形式 | すべて多肢選択式(四肢択一) 記述式の問題は出題されていない |
問題数 | 全100問(内訳)小問形式84問、中問形式16問 ・小問形式とは、一問一答形式の問題 ・中問形式とは、文章を読んで関連する複数の問いに答える問題(一つの文章あたり4問出題) ※23年秋季までは小問88問−中問12問だったが、24年春季に現在のように変更された |
合格基準 | 総合評価点が600点以上(1000点満点) 分野別の評価点が300点以上(1000点満点) |